【小学生の自由研究】初心者キットで作る「ゆらゆら警告ランプ」|傾いたら光って知らせる装置

傾けたら光る! ゆらゆら警告ランプ

机に置いた物が傾いたら教えてくれるランプを作ろう

自由研究で何か簡単で面白いの作りたいんだけど、難しいセンサーは苦手なんだ。

じゃあ「ゆらゆら警告ランプ」を作ってみよう。傾斜ボールセンサーで装置が傾いたら検知して、LEDとブザーで知らせる装置だよ。仕組みがシンプルで、傾ける実験を繰り返しやすいんだ。

今回は、自由研究で簡単な電子工作にチャレンジしたい小学生のお子さんに向けて、初心者キットだけで作れる「ゆらゆら警告ランプ」を紹介します。

傾斜ボールセンサー (ボールが内部で転がってON/OFFが切り替わるシンプルなセンサー) を使って、装置が傾いたらLEDとブザーで知らせる装置です。地震警告風や、机の上の大事な物の番人として活躍します。

この記事で作るもの
  1. 装置が水平な時は何も起きない (取り付け向きで動作が逆になる場合あり)
  2. 傾いた瞬間にLEDが点灯
  3. 同時にブザーが鳴って知らせる
  4. 水平に戻ると自動で止まる

使う部品

部品役割個数
Arduino UNO R3装置の頭脳1
傾斜ボールセンサー傾きを検知1
LED警告ランプ1
抵抗330ΩLEDを保護1
パッシブブザー音で知らせる1
ブレッドボード配線をする台1
ジャンパーワイヤーつなぐ線6〜7本

配線図

        a b c d e
       +─────────+
[+]rail| . . . . . | ← (使わない)
[-]rail| . . . . . | ← GND (Arduino から)
       +─────────+
row 5  | X . . . . | ← 傾斜SW 片足 (D2)
row 7  | X . . . . | ← 傾斜SW 反対足 ([-]rail)
row 11 | X . . . . | ← 330Ω 上足 (D7 から)
row 12 | X . . . . | ← 330Ω 下足+LED アノード
row 14 | X . . . . | ← LED カソード ([-]rail)
row 17 | X . . . . | ← ブザー+足 (D8 から)
row 18 | X . . . . | ← ブザー-足 ([-]rail)
       +─────────+

部品同士のつながり

Arduino       傾斜ボールセンサー
  D2   ←────   片足
  GND  ←────   反対側の足

傾斜ボールセンサーは中に金属の球が入った小さなスイッチで、傾けると球が転がって電気回路がON/OFF切り替わる仕組みです。プログラム的にはタクトスイッチと同じ扱いで使えます。取り付け向きで「水平=OFF」「水平=ON」が逆になることがあるので、反応が逆ならプログラムのLOW/HIGHを入れ替えます。

プログラム

#define TILT_PIN 2
#define LED_PIN 7
#define BUZZER_PIN 8

void setup() {
  Serial.begin(9600);
  pinMode(TILT_PIN, INPUT_PULLUP);
  pinMode(LED_PIN, OUTPUT);
  pinMode(BUZZER_PIN, OUTPUT);
  Serial.println("警告ランプ スタート!");
}

void loop() {
  if (digitalRead(TILT_PIN) == LOW) {
    Serial.println("傾き検知!");
    digitalWrite(LED_PIN, HIGH);
    tone(BUZZER_PIN, 1500, 200);
    delay(300);
    digitalWrite(LED_PIN, LOW);
    delay(300);
  } else {
    digitalWrite(LED_PIN, LOW);
    noTone(BUZZER_PIN);
    delay(100);
  }
}

プログラムの動き

flowchart TD A[起動] --> B[傾きを読む] B --> C{傾いてる?} C -->|Yes| D["LED点滅
ブザー"] C -->|No| E[静か] D --> B E --> B

自由研究としての活用法

家での実験アイデア
  1. 地震警告装置として、本棚に貼り付けて揺れを検出
  2. 大事なお菓子の箱の上に置いて、傾けると鳴る防犯装置に
  3. 洗濯機の上に置いて、洗濯機の揺れを検出する実験
  4. 水平器代わりに、家具がまっすぐ立っているか確認
震度何くらいで反応するの?

傾斜ボールセンサーは「角度で反応する」タイプだから、震度の数字とは直接対応しないんだ。あくまで地震警告風の実験装置として遊ぶもので、本物の防災用途には市販の震度計や緊急地震速報アプリを使ってね。

レポートの書き方

レポート構成
  1. 研究のきっかけ
  2. 傾斜ボールセンサーの仕組みの説明
  3. 角度をどれくらい傾けたら反応したか (実測)
  4. 家のいろんな場所で実験した結果
  5. 感想と発展アイデア

改造のアイデア

発展アイデア
  1. 反応した回数をカウントしてシリアルに表示
  2. ブザーを長く鳴らして近所に聞こえる「アラーム」に
  3. RGB LEDで反応回数に応じて色を変える (たとえば10回ごとに色チェンジ)
  4. 100均クリアケースに入れて、揺れた瞬間が見える装置に

まとめ

今回は、初心者キットだけで作れる「ゆらゆら警告ランプ」を紹介しました。傾斜ボールセンサーというシンプルな部品で、傾ける角度と反応回数を記録する装置として遊べる作品です。

大切なのは、どれくらいの傾きで反応するかを自分で実験して数字にすることです。データを取って表にすれば、それだけで研究レベルになります。

他にも初心者キットだけで作れる作例を別の記事で紹介しているので、興味があれば見てみてね。