作品はできた、でも「ブレッドボードむき出し」のままで終わってない?


今回は、初心者キットで作った電子工作の完成度を、お金をかけずに上げたい方に向けて、100均で揃うアイテムと、その活用方法を紹介します。
ELEGOOやKEYESTUDIOといった初心者キットの作品は、機能は十分でも、ブレッドボードと配線がむき出しのままだと、机に飾る気にもならない仕上がりになりがちです。100均のケースやアイテムを少し足すだけで、配線がスッキリして、机に置いたままでも使いやすくなります。
100均で揃える「定番3点セット」
まずは、初心者がこれだけ揃えておけば困らない、定番のアイテムを紹介します。
- クリアプラケース (中サイズ、フタ付き) — 作品の外装に
- マスキングテープ — 配線整理とラベル貼りに
- 両面テープ (強力タイプ) — Arduinoとブレッドボードの固定に
合計330円 (税込) で、配線がスッキリして見やすくなります。特に最初の「クリアプラケース」の効果が大きいです。
クリアプラケースの使い方
ダイソーやセリアで売っている「コレクションボックス」「クリアケース」と呼ばれる、フタ付きの透明な小箱。これを電子工作の外装として使います。
| サイズの目安 | 使いみち |
|---|---|
| 小 (8×8×4cm) | LED + センサー1個の小型作品 |
| 中 (12×8×5cm) | UNO単体+ミニブレッドボード向け |
| 大 (18×12×7cm) | フルサイズブレッドボードやサーボ込み |
中サイズが汎用性が高くておすすめです。透明なので、中で配線が動いている様子が見えて、それ自体が見せる工夫になるのがメリットです。
ケースへの組み込み手順
ケースを
選ぶ"] --> B["Step2
USB穴を
カッターで開ける"] B --> C["Step3
Arduinoを
両面テープで固定"] C --> D["Step4
LEDの位置を
マークして穴"] D --> E["Step5
フタを閉じて完成"]
USB用の穴は、USB-Bプラグが通る四角穴を開けるか、先にケーブルを通してから固定するのがコツです。穴を大きく開けすぎるとホコリが入ります。
マスキングテープの3つの使い方
マスキングテープは、電子工作との相性が抜群です。次の3つの使い方を覚えておきましょう。
- 配線を束ねて整理 (見た目が一気にスッキリ)
- ケースに「これは温度計です」とラベルを貼る
- LEDの上に貼って光を拡散 (まぶしさを抑える)
とくに3番目の「LEDの上に白いマスキングテープを貼る」は、まぶしすぎるLEDを優しい光に変える小ワザです。写真映えする作品になります。
100均で買える便利アイテム (発展編)
定番3点セットに慣れたら、次は作品ごとに合うアイテムを足していきましょう。
| アイテム | 使いみち | 店 |
|---|---|---|
| USB Type-A延長ケーブル | Arduinoを離れた場所に置ける | ダイソー |
| 結束バンド | たくさんの配線をまとめる | ダイソー・セリア |
| ミニドライバーセット | ケースのねじ穴に | ダイソー |
| 強力マグネット | 金属に貼って作品を固定 | ダイソー |
| 白い厚紙 | LEDの光を反射板にする | セリア |
| カッターマット | ケース加工の作業台 | ダイソー |
作例: 温度計をクリアケースに収める
たとえば前に作った気温お知らせベルを、100均ケースに収める手順を見てみましょう。
- クリアケース (中サイズ) を用意
- ケース側面にカッターでUSB用の穴を開ける
- 底にArduino UNOを両面テープで固定
- ブレッドボードもその横に両面テープで固定
- LEDの位置にケースの天面側から穴を開けて、LEDを通す
- パッシブブザーの音穴を1つ開けて、ブザーを近づける
- マスキングテープで「気温お知らせベル」のラベルを貼る
所要時間は1時間ほど。完成すると、お父さんお母さんに見せたくなる出来栄えになります。


100均で買わない方が良い物
100均は便利ですが、電子工作の「中身」までは100均で揃えないほうが安全です。
- 抵抗・LED・スイッチなどの電子部品 (品質が安定しない)
- USBケーブル (データ通信用は信頼性が落ちる事がある)
- 電池 (電圧低下が早いので作品の動作が不安定に)
これらは秋月電子・千石電商・Amazonでちゃんとした物を買うのがおすすめです。100均は外装と工具に絞って活用しましょう。
買い物の組み立て例
初めて100均を活用するなら、次の流れがおすすめです。
- クリアケース (中) × 1 — 110円
- マスキングテープ (白・カラフルの2種) × 1 — 110円
- 両面テープ (強力タイプ) × 1 — 110円
- 結束バンド (細・50本入り) × 1 — 110円
- ミニドライバーセット × 1 — 110円
これだけ揃えておけば、過去に作った作品も含めて、すべての完成度が一気に上がります。
まとめ
今回は、初心者キット作品の完成度を100均で上げる方法を紹介しました。クリアケース・マスキングテープ・両面テープを足すだけで、ブレッドボードむき出しの状態から「ちゃんとした作品」レベルに化けます。
大切なのは、電子部品は信頼できる店で買い、外装と工具を100均で補うこと。この使い分けで、無駄な出費なく作品の見た目を整えられます。

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