電子工作の作品例|初心者から中級者まで、難易度別で30個まとめた

難易度別30選 電子工作の作品例

電子工作、何を作ろうか迷ったときの参考リスト

Lチカは動いたんだけど、次に何を作ろうか分からなくて止まっちゃうんだよね。みんなどんな作品を作ってるの?

「次の1作」で止まる人、めちゃめちゃ多いんだ。今日は初心者から中級者まで、難易度別に30個くらい作品例を並べておくよ。気になるものから1つ選んで作ってみて。

電子工作の作品例は、ネット上に散らばっていますが、難易度別にまとまっているリストは意外と少ないです。「初心者向け」と書かれていても急にロボットの作例が出てきたりして、ハードルがバラバラです。

この記事では、ArduinoUNOとELEGOOのスーパースターターキットで作れる範囲を中心に、追加部品が必要な発展例も少し混ぜながら、難易度別に作品例を整理しました。気になるものから1つ選んで、作ってみてください。

難易度の目安

難易度は3段階で分けています。所要時間と必要な部品、プログラミングの複雑さで分類しました。

難易度 所要時間 使うピン数 使う部品の種類
★ (初心者) 30分〜2時間 1〜3本 2〜3種類
★★ (初中級) 2〜5時間 3〜8本 4〜6種類
★★★ (中級) 1日以上 8本以上 5種類以上

難易度★ 初心者向けの作品10選

Lチカが動いた直後の人向け。所要時間は1〜2時間、配線も最小限です。

初心者向け10選
  1. LEDを2色で交互に光らせる信号機もどき
  2. タクトスイッチでLEDのON/OFFを切り替える
  3. 明るさセンサーで暗くなったらLEDが点く自動ライト
  4. パッシブブザーで「ドレミファソラシド」を鳴らす
  5. PWMでLEDをじわっと明るくする呼吸ライト
  6. サーボを0度→90度→180度に動かすデモ
  7. ボタンを押すたびにLEDの点滅速度が変わる
  8. シリアルモニタに「Hello」を1秒ごとに出す
  9. 2個のLEDを交互に光らせる踏切ライト
  10. ボタン2個でLEDの色を3色切り替える

10個全部やる必要はなく、気になるものを3〜4個ピックアップして作るくらいで、入力・出力・PWM・サーボの基本が身につきます。

難易度★★ 初中級の作品10選

★ をいくつか抜けた後の段階。複数の部品を組み合わせて、簡単な実用品が作れます。

初中級向け10選
  1. HC-SR04の超音波センサーで距離計を作る
  2. 距離が近づくとLEDが点滅+ブザーが鳴る車庫センサー
  3. 温湿度センサー (DHT11) で部屋の値をシリアル出力
  4. OLEDディスプレイに温湿度を表示する
  5. サーボ+タクトスイッチで簡易ドアロック
  6. I2C接続のLCD1602に好きな文字を表示
  7. ジョイスティックでサーボ2軸を動かす
  8. RGB LEDで色を時間ごとに変える
  9. 赤外線リモコンの信号を読み取って表示
  10. マトリクスLEDで簡単なアニメーション

このレベルになると、外部ライブラリのインポートと使い方を覚える必要が出てきます。Arduino IDEの「ライブラリマネージャ」からインストールする流れに慣れましょう。

難易度★★★ 中級の作品10選

1日以上かけて取り組む作品。複数のセンサーや出力を組み合わせて、それなりに実用的なガジェットを作ります。

中級向け10選
  1. 植木鉢の土壌湿度を測って、乾いたらブザーで通知
  2. BME280など追加センサーで、気温・湿度・気圧をOLEDに表示する気象計
  3. 距離センサー+モーターで自走するミニカー
  4. RFIDで「特定のカードだけ反応する」鍵
  5. EEPROMにボタンの回数を保存するカウンター
  6. Wi-Fi対応ESP32で温湿度をスマホに通知
  7. NeoPixelで音楽に合わせて光るデスクライト
  8. サーボ複数個で動くペットロボット
  9. SDカードに測定値を書き込むデータロガー
  10. 赤外線リモコンで家電をArduinoから操作

ここまで来ると、「自分の生活で使う何か」を狙って作る段階です。実用性のある物を作ると、家族や同僚にも見せたくなり、継続のモチベーションになります。

中級まで進むのって、どれくらいの時間がかかる?

週末に1〜2時間ずつ進める前提で、半年〜1年くらいかな。早い人で3ヶ月、ゆっくりでも1年触っていれば、中級の作品例が普通にこなせるようになるんだ。

作品選びでハマりやすい3つの落とし穴

作品例を選ぶときに、初心者がやりがちな失敗を整理しておきます。

作品選びの3つの落とし穴
  1. 難しそうな作品にいきなり飛びついて、配線で詰む
  2. 家にない部品ばかりの作例を選んで、買い物で熱が冷める
  3. 「完成したらSNSにあげよう」という目的に振り回される

3つ目は地味に効きます。作品の動機を「自分の体験」に寄せておくと、SNSの反応に関わらず満足感が残ります。最初のうちは、見栄えより自分が楽しいかどうかを優先するのが続くコツです。

作品例を組み合わせて応用するコツ

30個の例をベースに、組み合わせで応用が広がります。「センサー入力+出力」の組み合わせを意識すると、新しい作品アイデアが湧きやすいです。

作品応用の組み合わせパターン
  1. 明るさ+音 → 暗くなるとオルゴールが鳴る目覚まし
  2. 距離+サーボ → 人が近づくと蓋が開くゴミ箱
  3. 温度+Wi-Fi → 室温をスマホに送る家庭用温度計
  4. 湿度+水ポンプ → 自動水やり装置

こうした「入力部品 × 出力部品」のかけ算を意識すると、作れるものの幅がかなり広がります。手元の部品リストを眺めて、行列を作るとアイデアが見えやすくなります。

まとめ

電子工作の作品例は、難易度別に30個並べると地図のように使えます。Lチカ後に立ち止まったら、★の中から1個選んで作ってみてください。1ヶ月で★を3〜4個、3ヶ月で★★を1〜2個まで進めば、中級の入口に立てます。

大事なのは、選んだ作品を最後まで動かすことです。中途半端な完成度でも、1度動けばその記憶が次の作品の燃料になります。

それぞれの作品の具体的な作り方は、別の記事で順次取り上げていく予定だよ。