【初心者向け】瞬間英作文とは?短期で英会話力を上げる練習法をやさしく解説

初心者向け 瞬間英作文の始め方

瞬間英作文とは?初心者向けにやさしく解説

英会話を短期間で上達させたいんだけど、何から始めればいいか分からないんだよね、、文法書とか分厚いし、続かないよ!

分かる!自分も英語ゼロから外資に転職することになって、1.5ヶ月の有給消化期間でいろいろ試したんだけど、最終的に行き着いたのが『瞬間英作文』だったんだ。今回は初心者向けに、何が・どう効くのかと、具体的な練習法をまとめて解説するね!

今回は、英会話を短期間で上達させたいけれど、何から始めればよいか分からない方に向けて、瞬間英作文という勉強法の中身と、初心者向けの練習手順を紹介したいと思います。

できるだけ専門用語を避けて短くコンパクトにまとめたので、これから英会話を始める方も、TOEICはそこそこなのに話すのは全然ダメだという方も、ぜひ最後までご覧ください。

お勧め書籍

おすすめの書籍はこちら。瞬間英作文のど定番。私もこれで1日8時間、1ヶ月死ぬ気で繰り返し実践してなんとか外資企業で打ち合わせを仕切れるくらいになりました。

瞬間英作文とは何か

まず、そもそも瞬間英作文とは何かを身近な例で考えてみましょう。瞬間英作文とは「平易な日本語を見て、頭の中で瞬間的に英語に変換する作業を、ドリル形式で繰り返す勉強法」のことです。代表的な教材は森沢洋介先生の『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』で、書店の英語コーナーで定番として並んでいます。

たとえば、下記のような中学1〜2年生レベルの日本語を、見た瞬間に口から英語が出てくるまで反復します。

瞬間英作文のサンプル
  1. あれは彼のかばんです → That is his bag.
  2. これは彼女の自転車ですか? → Is this her bicycle?
  3. これは君の本ですか? → Is this your book?

誰がどう見ても簡単な日本語ですが、普段英会話に触れていない人は、こんな簡単な文ですら英語にするのに一苦労します。自分もまさにそうでした。瞬間英作文では、こういった簡単な文でも、英作文を繰り返すことで徐々に頭の中に「英語脳」を作っていきます。

他の英語勉強法との違い

初心者の方が一番混乱しやすいのは「いろいろな勉強法があるけれど、瞬間英作文は何が違うのか」という点だと思います。簡単な比較表で整理しておきましょう。

勉強法鍛えられる力会話に直結するか
単語暗記語彙間接的
文法書精読文法の理解間接的
リスニング音源聞き取り半分
シャドーイング発音・リズム半分
瞬間英作文発話の瞬発力直結

瞬間英作文の特徴は「日本語を見て即座に英語が口から出る回路を作る」点で、他の勉強法と一線を画していることです。会話の現場で必要なのは「文法を理解できる力」ではなく「文を瞬時に組み立てる力」なので、まさに会話に直結します。

なぜ瞬間英作文が効くのか

実際にやってみると分かるのですが、瞬間英作文は中学英語レベルの文法・単語しか出てきません。それでも効果が大きい理由は、3つあります。

瞬間英作文が効く3つの理由
  1. 文法を「知っている」状態から「使える」状態に変える
  2. 会話で本当に必要な簡単な文を、考えずに出せるようになる
  3. 音読を伴うので、口の筋肉と発音にも効く

とくに重要なのは1番目です。英語が話せない日本人の多くは、中学英語を「知っている」ものの「使えない」状態に止まっています。瞬間英作文はその穴をピンポイントで埋めてくれます。

練習の流れを図で見る

言葉だけだと分かりづらいので、瞬間英作文の練習1ラウンドの流れをフローチャートで整理してみました。

flowchart TD S1[日本語を見る] --> S2[頭で英作文] S2 --> S3[声に出す] S3 --> S4[答えを確認] S4 --> S5{合ってた?} S5 -->|Yes| S6[次の文へ] S5 -->|No| S7[3回音読] S7 --> S6 S6 --> S1

大事なのは、必ず「声に出す」ことです。頭の中だけで完結させると、本番の会話で口が動かない状態のままになります。声に出して初めて、口と耳と頭が連動する回路ができます。

初心者の始め方ロードマップ

初心者が瞬間英作文を始めるときの、おすすめの順番を整理しました。

瞬間英作文の始め方5ステップ
  1. 『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』を1冊買う
  2. 毎日30分、1セクションずつ進める
  3. 1冊を最初から最後まで通す (約2〜3週間)
  4. 2周目以降は時間を計って高速化
  5. 1冊1時間でこなせる速度になるまで反復する

体感ベースですが、1冊を1時間でこなせるくらいになると、1〜2年間海外に出向した人と同じくらいの英会話レベルが身につきます。自分の周りに海外出向者が複数いて比較できたので、ある程度信頼できる基準だと思います。

おすすめの教材2冊

初心者の方向けには、シリーズの中でも下記の2冊が定番です。

教材レベル使いどころ
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング中1〜中21冊目に最適
スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング中1〜中2 (順序ランダム)2冊目、定着確認に

1冊目をある程度こなしたら、2冊目の「シャッフル版」に進むと、出題順がランダムなぶん本番の会話に近い負荷がかかります。

なぜ瞬間英作文が普及しないのか

これだけ効果があるのに、瞬間英作文があまり普及していないのは何故か、というのも触れておきます。

瞬間英作文が広がらない3つの理由
  1. 地味で派手さがない (映画で英語みたいなキラキラ感ゼロ)
  2. 1人で淡々とやるので「やった気」になりにくい
  3. 効果が出るまで2〜3週間は必要で、即効性を求める人に向かない

とはいえ、短期間で本当に効くのは地味な反復しかないのが現実です。派手な勉強法に手を出すより、1冊を徹底的にやる方が結果的に近道です。

なるほど!じゃあ最初の1ヶ月、瞬間英作文だけに集中してみるよ!

それが正解!1冊を完璧にやり切ると、英会話の世界が一気に変わるよ。続けて頑張っていこう!

よくある誤解と注意点

最後に、初心者が瞬間英作文を始めるときにつまずきやすいポイントを3つだけ整理しておきます。

初心者がつまずきやすい3つの誤解
  1. 「もっとレベルの高い文を作らないと意味がない」と思い込む
  2. 頭の中で完結させて、声に出さない
  3. 1冊を1周だけで終わらせて次の本に行く

瞬間英作文は「簡単な文を高速で出す」のがゴールです。難しい文を作る練習ではないので、レベルを上げたくなる気持ちを我慢して、まずは中学1〜2年レベルを血肉化することが大切です。

まとめ

今回は、瞬間英作文初心者の方に向けて、瞬間英作文とは何か・なぜ効くのか・始め方を紹介してきました。

瞬間英作文は、平易な日本語を瞬間的に英語に変換する反復ドリルで、短期間で英会話力を上げたい人にとっては最強の勉強法だと自分は感じています。難しそうに見えますが、まずは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』を1冊買い、毎日30分続けるところから始めれば初心者でも無理なく入門できます。

大切なのは、派手な勉強法に手を出さず、1冊を徹底的に反復することです。完璧を求めず、毎日30分だけ続けてみる、というところから始めてみましょう。

今後、シャッフル版の進め方や、瞬間英作文の自作シートの作り方も別記事で取り上げていく予定ですので、そちらも合わせてご覧ください。