【電子工作ファン向け】Gugenが主催する第1回ハッカソン『未来の先生を作る』に参加してきた

Medium 8812567121 photo credit: Sebastiaan ter Burg via photopin cc

こんばんは、ボーノです。

今日は知る人ぞ知る、Gugenが主催するハッカソンに行ってきた。
今回はその報告。

Gugenって?

Gugenとは、未来のふつうを具現化するということをコンセプトとした、ハードウェアにスポットをあてた日本で数少ないコンテストです。

Gugen -「未来のふつう」を具現化しよう

未来のふつうを実現するコンテスト『Gugen2013』の作品がすごすぎる件でも記事を書いた通り、その作品たちはどれも高い完成度。

やはりハード業界には猛者たちが揃っています。

Gugenハッカソンって?

そのGugenが、初のハッカソン形式でイベントを主催した。
趣旨は下記の通り。

Gugenハッカソン vol.1「未来の先生を作る」 - connpass

1月に何かイベントないかな、とGoogleのITカレンダーを覗いて発見。
昨年7月に参加したMashup Campで審査員をされていた岡島さんという方が、その時にGugenの事を紹介していたので気になっていた。そこで、せっかくの機会ということで参加することに。

イベントまで

今回はあまり仕込み時間がなく、計1時間くらいしか考えられなかった。

テーマは『未来の先生を作る』ということで、漠然と今や自分の時の教育への不満を書き出して終了。
アイデアは特になし!

今までで一番手ぶらの状態だけど、まぁそういう参加もたまにはありかな。

イベント当日

12:45 会場到着

品川のコクヨ到着!今回はここの展示スペースで開催した。
展示スペースというだけあって、スペースは広々としており内装もきれいで、且つマイクやプロジェクタ等のプレゼン環境も整っていた。

着いた時点で、7〜8人くらいしかいなかった。誰もいないテーブルに着席。

時間が空いたので岡島氏と少し雑談。「充電ロマンス」と話したら思い出してもらえた。内容は秘密。

最終的には25人くらいいたかな?

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13:05 趣旨説明

岡島氏から今回のハッカソンの趣旨説明。さすがに説明は慣れた感じ。
参加者たちの緊張感に包まれながら、淡々と説明。

ウィンクルの事例紹介とかをしてました。

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13:25 自己紹介

恒例の自己紹介タイム。1人1分。
今回はハードエンジニア、ソフトエンジニア、デザイナー、プランナー、学生、ニート、会計士?など、今まで以上にバラエティに富んでた気がする。

自分はプリンタ作ってるハード屋であること、ハッカソンは数回目の参加であること、Webサービスをリリースした事などを説明。
たまたま隣にいた方もハード出身でした。

14:00 チームビルディング

ここでチームビルドタイム。誰と組もうかと決めかねていたところ、「ハードに興味がある」ということで2名の方が合流。4人で進めることに。

14:15 アイデア出し

チームごとに別れてのアイデア出し。
やはり教育となると皆さん思うところがあるのか、不安や不満、また提案とかが次から次へと出てくる。

その中で話し合って少しずつ浮かび上がってきたものは ただ答えを教えるのは先生ではない(プロセスが大事) 強制でなく、生徒が自主的にできるようなモチベーションを引き出したい 「場」を変えるだけで、生徒はモチベーションアップ 生徒同士が競い合えるゲーム性も重要 * クラスってやっぱり必要

という思想や理念。

ここまでは自分含めみんなの共通意見で、わりとスムーズに進んだ。
しかし、じゃあ具体的に何するの?という所で意見がまとまらず。

メンターにもヘルプしてもらい、色んなアプローチで話し合うと、どうやら漢字の字体を覚えたり書き順を覚えたりするのが嫌で、ニーズが高そうとのこと。

ということで漢字と上記の理念を掛け合わせ、最終的には下記の2つで落ち着いた。 漢字を正しい書き順で書いて勝負する対戦ゲーム 漢字×AR×シムシティ(生徒が書いた漢字がAR内で生成されていき、街を作れる)

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15:30 中間発表

その後、5分で発表。他のチームもオリジナリティがそれぞれあっておもしろい。
特に、「落ちこぼれをなくす」をコンセプトとした、可愛いガジェットを発表したチームが良かった。

内容もさることながら、プレゼンで使われた漫画が可愛くてインパクト大。

やはりこういう場では、いかにインパクトを与えるか、そしていかに「それっぽく見せるか」というテクニックも必要になってくる。

そういう意味では、限られた時間で作れ、且つ容易にイメージできるマンガや紙プロトタイプを用意したのはとてもGoodだと思う。
過去のハッカソンで気づいてたはずなのに、できなかったのが悔しい。

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16:10再チームビルディング + プロトタイプ作成

発表をふまえて、再度ビルド。 1人抜けて3人加わる。6人チームの大所帯になった。
どうやら、皆さん漢字が苦手なようで汗。

ということで、より一層ブラッシュアップできそう。 ただし17:00〜発表なので、プロトタイプと言っても大したものは作れなさそう。

ここで岡島氏より話があり、「短時間の作業で、いかにみんなに、そのサービスをイメージさせられるか」という事を考えてほしいとのこと。
そして、寸劇がおすすめと笑。

寸劇、ハッカソンではもはや定番。。

我々も寸劇の方向で決まり、ストーリーと資料作りに専念。練習もしたりして、時間があっという間に過ぎてしまいました。

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18:10 最終発表

そしてお楽しみ、ビールを飲みながらのプレゼンタイム!
お酒を飲みながら、自分たちや他のチームが考えた「その日の全力の成果物」を見られるというのはなんとも言えない贅沢。
一度やると、癖になります。

全5チームの発表。これもあっという間に終了。

全体的に見ると、先生と生徒、もしくは生徒同士の「コミュニケーション」を促進させるためのガジェットが多かった印象。

やっぱり、学校って人とのコミュニケーションを学ぶ場でもありますもんね。
これは今も未来も普遍的なようです。 他にも良い案がたくさん出たので、少しあっためてみようかな。

とりあえず終了

今年初ハッカソン終了。

今年はがんばってコンテストで海外に行きたい!