パソナテックカンファレンス2013ハッカソンで優勝しました。その一部始終。

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10/5、パソナテック創立15周年を記念して東京パソナビルにてハッカソンが行われました。

パソナテックハッカソンについて

最初の1日でアイデアソン、次の1日でハッカソンをするイベント。自分はアイデアソンは出られなかったので、後半のハッカソンのみ参加した。 http://15th.pasonatech.co.jp/event/hackathon.html

今回のテーマは「Twilio APIで新しい"たのしい・つながる"体験をつくるハッカソン Communicate Hack」。 Twilioを使ったサービスは自分は事前に思いつかなかったけど、前回のMashup9企画のMashup Campという合宿型ハッカソンで一度Twilioを使った簡単なサービスを作ってたので一応の前知識はあった。

ハッカソンの簡単なスケジュール
10:00 ハッカソン説明、自己紹介、チームビルド
10:15 ハッカソンスタート
12:00 各自昼食
17:00 プレゼン、審査、表彰
18:00 終了

当日の朝、新幹線のチケットを失くす

そうなんです、朝から新幹線のチケットを失くすという大失態。。

しかもJRは容赦なくチケット代を請求してくる。更には、新幹線の中を捜索してもらってたのでハッカソン開始時間を過ぎてしまった。
もう泣きそう。

カフェでゆっくり傷を癒しながらカンファレンスだけ参加しようかな、とか結構考えたけどせっかく早起きして来たんだし、とりあえず会場へ向かう事に。 やばい、パソナビルどこだ。。雨も降ってきた。まじ今なら泣けそう。

既に自己紹介の終盤

JRに紛失したチケットの問合せをしながら歩いていたらパソナビルに着いた。
既に自己紹介は終盤で、自分は空いた席に案内された。

なんか、自分が到着する迄には前回のアイデアソンで出たサービスとか今日作る予定のサービスとかを発表してたみたい。 自分は状況も良く飲み込めないままとりあえず自己紹介した。

とりあえずチケットを失くした事と、失くした事で5分前に思いついたTwilioを使った落とし主発見サービスを作りたい旨を話した。
直前に思いついたとは言え、このサービス本気で欲しい。

岐阜メンバーでチームビルド

同じテーブルには、岐阜から来たというお二方が来ていた。自分も岐阜出身なので、とりあえず岐阜の話で一花咲かす。 ということで、自然な流れで岐阜メンバーでチームビルドした。

お二方とも特にサービスは考えてなかったとのことで、とりあえず落とし主発見サービスについて本気で議論してみる。   ニーズはかなり強く、Twilioの特徴でもある匿名性を保ったまま拾い主が連絡できるという面から、それなりに良い線まで話は進んだ。

しかし、やはりその人が落とし主という証明がうまくできなさそうで、技術的に障壁がありそうで断念することになった。
しょうがない、これはいずれ(しかも近いうちに)自分で作ってみよう。

ということでアイデア出し→モーニングコールに決定

ということで振り出しに戻り、再びアイデア出し。まだTwilioの事を良く理解していなかったため、メンターの方にアドバイスをもらいながら出来そうな事を考える。

弁護士相談サービスとか、カンファレンスモードを利用した1対多での広告発信サービスとかを考えたけど、現実的すぎ且つシステムもそれなりに複雑だということで却下。 結局は、システムが簡単で、オリジナルな要素も盛り込めて、Twilioという電話ならではで、ニーズも高そうということでモーニングコールサービスを作る事に決定。

もちろんただのモーニングコールはつまらないしそんな物はもうあるので、少し一工夫を加える。

それは、電話をかける方に強力な"インセンティブ"を加える事。
今迄のサービスはユーザの指定した時間にただ自動音声を流すだけだったり、生声にしてもコールセンターのお姉ちゃんがお金をもらってバイトで電話をかけているだけだった。

一方、我々のサービスは電話をかける方にお金以外のインセンティブを持たせる。 例えば、京都弁の女の子が朝7:00に起こして欲しいとする。一方、京都弁の女の子と無性に話したい彼女のいない男がいたとする。

起こしてほしい人リストに私京都弁なんです、て子がいたらその子に電話をかけ、ただで話をする事ができる。これで双方共にハッピーになれる。

これ以外にも、ある大学OBが大学受験がんばります!ていう子を応援するために起こしてあげたり、勉強のために外人を起こしてあげたり、声優志望の人の練習とか、用途は多々あると思う。

ということで作業開始

アイデアが概ね固まったので、作業を開始した。
この時点で午前はほぼ終了。

無料のサンドイッチをほおばりながらTwilio機能を実装していった。 以前利用した事があるとは言え、未だに良くTwilioの仕組みを理解できない。図で分かりやすい資料もなさそうなので、四苦八苦する。

とりあえずは指定した番号に電話をかける所まで復習がてら実装してみる。

カンファレンスにちょっと参加

ハッカソンを抜け出し、evernote日本法人の外村さん、パソナテック社長の吉永さんの講演を聞きに行った。 写真 2013-10-05 13 13 45
詳細は割愛するが、かなり刺激を受けるトークセッションでした。 特に外村さんの、今迄の外資系や海外を渡り歩いてきた経験から繰り出されるトークの切れ味がすごい。

猿岩石より前の時代に、フランスに引っ越す時に飛行機ではつまらないということで九州から陸路で行ったという話には脱帽。 シリコンバレーは1にも2にも人脈という話も印象的だった。ちなみにここで言う人脈とは、どれだけ多くの人が自分の"良い所"を知っており、"信頼"しているかだそうだ。う〜ん、確かに。

後、知らなかったんだけどApple社の元CEOのジョン・スカリーはコンピュータの"あるべき姿"を発表し、それがほぼ現代のコンピュータに一致しているということ。
ハードはほぼ実現され、ソフトがまだ追いついてないのだそうだ。

作業再開

次に、Webブラウザからある携帯電話に電話をかける部分を実装した。
ここは初実装なのと、少々深くまでTwilioを理解しないと実現できなかったので苦労した。メンターにも3回くらい聞いてしまった。

16:00過ぎにやっと実装が完了。 他のメンバーは、プレゼン資料の作成やビューの作成をしていた。特に打合せをしたわけではないけど、結果的に、良い作業分担ができている。

ちなみに、下記はメンターさんのブログ。 この図がかなり分かりやすかった。そうそう、こういうのが欲しかった。 http://selfkleptomaniac.org/archives/2470

とりあえずビューをクリックしたら、ある携帯電話(この時は自分のiPhone)にブラウザから電話がけられ、通話ができる所まで完了!
ここまで来たらとりあえずデモはできる。この、デモまでできる状態を持っていくまでがハッカソンでは肝心。

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発表

会場を移動し、大きい会場へ。 発表は2番目とのこと。

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プレゼンは自分の迫真の演技(?)もあり、それなりにうまくいったかな。

どのチームも個性豊かで、非常に面白かったし今後の別のサービスを作る上での良いインスピレーションにもなった。
印象的だったのは、ボトルメッセージ風に音声を"クラウド化"して扱うサービスや、電話に出られない状況の時にその応答メッセージを今の状況に応じて詳細なパターンから選んで流せるというサービスかな。

結果発表→見事優勝!

どきどきの結果発表は、なんと1位
自己評価で2位か3位くらいかな〜と思ってたのでかなり嬉しかったです。

そしてもっと嬉しかったのは、ビール1ケースとAWS券5,000円分という副賞。新幹線の追加チケット代が完全に帳消しになる賞金金額でした。

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参加して良かった!
その後友達と予定があったので、チームメンバーやパソナスタッフさんにお礼を言って会場を後にした。

参加しての所感

まだまだハッカソンはマイナーイベントで、今回も半分くらいは初ハッカソンという感じだったかな。 なおさら、Twilioを使ったサービスはまだまだ数が少なく、その電話と匿名性を兼ね備えた利便性からも、狙い目な領域だと思う。

自身も、今回せっかくブラウザから電話する機能も実装できたことだし、今後もTwilioをどしどし使っていきたい。

あと今回は、学生から上は40代?まで結構幅広い年齢層だったと思う。
これもハッカソンが広まってきた証拠かな。

最初のチームビルドとアイデア出しの時の認識合わせも大事だなと感じた。
今回はTwilioならではの良さとか特徴とか機能をお互い確認し合いながら、全員が同じレベルで取り組めたのが勝因の一つだと思う。

そのため、後で方向性が違うなんて言う事もなくやりやすかった。
やはり最初のスタートダッシュが肝心すね。

さて、次も頑張ろう。