Arduinoを使い始めて、Mac上で回路図を作成する機会が増えてきた。
いくつかの回路作成ソフトを試してみたので、違いを残しておく。
123D Circuit.io
これは2つ星くらいかな。 回路図、ブレッドボード配線図、PCB図の3つから選べる。
操作性はさくさくできて○。
ただ、部品の種類が少ない気が。圧電素子もデフォルトで部品リストに入ってなかった。
Fritzing
これが一番のお気に入り。 上記のような3つのビューももちろんある。操作性も○。 更に、123Dと比べてデフォルトで登録されている部品の数が多く、ダウンロードしたらすぐに回路図をさくさく作っていける。
マイコンの種類も豊富。 現時点ではこれがお奨め。
Microcap
番外編として。 どちらかというと業務向けの回路図作成ソフト。ハード屋には言わずと知れた存在(ただし有料ソフト)。 これはマイコン用とか色んなビューはなくて、あくまで回路図作成に特化している。
このソフトの特徴と言えばシミュレーションが強いこと。上記2つのソフトにはない機能だ。 それも簡単なオームの法則だけでなく、かなり複雑なLCR回路の計算及び時間変化も難なくこなす。 あるパラメータを段階的に変化させる、ステップ機能等はかなりお奨め。
シミュレーションには慣れるのにかなり時間はかかるが、使いこなせばほとんど回路を実際に作ることなく回路の動きが分かり、大規模回路の必須ツールとなること間違いなし。
総括
あくまでマイコンを使った趣味の範囲で、且つ小規模のハード回路しか使わないならFritzing、大規模回路で且つシミュレーションもしたいならMicrocapかな。