【電子工作のノウハウ】電子部品を「上手に」買う方法

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目次
0:00 オープニング
0:16 基本はまとめ買い
0:59 部品リストをあらかじめ用意
1:37 オンラインと実店舗の使い分け
2:38 代用できないかの見極め
3:22 ワンポイントアドバイス
3:48 まとめ 

電子部品を「上手に」買う方法

これから電子部品をたくさん買い揃えていきたいけど、結構お金もかかりそうだなぁ。

たくさんの種類の電子部品を購入するのは大変だよね!上手に買い揃える方法を紹介していくから、一緒に見て行こう!

今回は、普段自分が心がけている事を元に、電子部品を上手に買う方法について紹介していきます。

これから電子部品を揃えていきたいという方は、是非参考にしてみてください。

基本はまとめ買い

1つ目のポイントは、電子部品の基本はまとめ買いということです。

電子部品の特徴として、1個1個の値段が安いという事が挙げられます。

例えば秋月電子のページを見れば分かるように、だいたい10円〜数100円のレンジの場合がほとんどです。

その一方で、オンラインの場合は送料、実店舗で買う場合は交通費と時間が発生します。

例えば送料で言うと、ここに書いたような送料が毎回発生してしまうため、1個ずつ買ってしまった場合、相対的に圧倒的に送料の方が高くなってしまいます。

これを避けるための唯一の方法は、まとめ買いをして1個あたりの送料を減らすことです。

また、各ショップでは送料が無料になるラインがあるので、できればそこまで到達するようにまとめて買うようにしましょう!

部品リストをあらかじめ用意

次のポイントは、部品リストをあらかじめ用意しておくということです。

オンラインでも実店舗でもそうですが、ショップを眺めていると目移りしてしまい、つい色々な部品が欲しくなってしまいます。

ただ、自分の経験上、そうやって買った部品は結局使わない場合が大半なので、自分が必要な部品にフォーカスしてそれだけ買うようにしましょう。

そのためのおすすめの方法は、あらかじめBOMと呼ばれる部品リストを用意しておくことです。

と言ってもあくまで自分用なのでしっかりしたものは必要なく、型名、メーカ名、個数だけあれば十分だと思います。

これを用意しておくと、実店舗だと在庫を聞く際にも便利ですよ!

オンラインと実店舗の使い分け

3つ目のポイントは、オンラインショップと実店舗を使い分けることです。

この2つはどちらが優れているというわけではなく、Amazonと本屋さんどちらにも良いところがあるように、それぞれの特徴を活かして使い分けることが重要だと考えています

その特徴をまとめたのがこちらで、オンラインの場合はなんと言っても時間とコストを節約できるという事が挙げられます。

オンラインであれば型名が決まっていれば5秒で部品が見つかりますし、わざわざ電車に乗って買いに必要もありません。

合計の部品代が送料無料になるラインに到達すれば、送料すらかかりません!

ただ常にオンラインの方が良いというわけではなく、やはり出会いという面では実店舗にはかなわないと考えています。

実店舗では想像もしていなかった部品やモジュールに出会うこともありますし、運が良ければセールを行っている場合もあります。

部品屋さんの店員はやはり知識が豊富なので、ちょっとした疑問がある時に相談したりすることもできます!

まとめると、オンラインは買う部品が明確に決まっている時、アイデアに行き詰まっている時は実店舗を使うのがおすすめです。

代用できないかの見極め

最後のポイントは、買う前に、他の部品で代用できないかを見極めることです。

電子部品は基本的には、その部品じゃないと絶対に成り立たないという事は少なく、大体の場合が他の部品で代用できます。

例えば10uFという容量のコンデンサがなくても、4.7uFを2個並列にすればほぼ同等スペックになりますし、FETやトランジスタであれば定格電流・電圧が高いものを1つ持っておけば広い範囲で流用できます。

部品を買う前に、手元にある部品で代用できないか、組み合わせて同じことが実現できないかを先に検討しましょう!

また買う場合でも、ジャンク品や100円ショップの電化製品などを分解して取り出す方が安上がりになる事もあるので、そういった選択肢も考えてみてください。

ワンポイントアドバイス

ここで一つアドバイスがあります。

部品を買ったはいいものの、「既にもう持っていた・・」という経験を避けるためにも、部品は普段から綺麗に収納しておきましょう。

収納する方法は何でもいいと思いますが、私は主に無印良品の収納ケースを使っていて、細かい部品は透明の小袋に入れ、カテゴリごとに分けて管理をしています。

収納をこれから買おうと思っている方は是非参考にして下さい。

まとめ

今回は電子部品を上手に買う方法について4つ紹介してきました。

電子部品は安いのでついつい余計なものを買ってしまいがちですが、買いすぎて後で後悔することを避けるためにも、今回上げたようなことを頭に入れておいて下さい。

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