【電子工作ファン向け】Maker Faire 2013レポート続きの続き

レポート更に続き

こんにちは、ボーノです。

本レポートも既に3本目に突入しました。そろそろ終わるかな。。

Maker Faireは科学未来館の1,3,7階で行われている。
メインの1階フロアはひと通り見たので、次は3階、7階に行ってみる。

泡で文字を作る

Tweetした文字が泡状で文字になっているという装置。写真では分かりづらいけど、確かに「オ」と入力したら「オ」っぽくなっていました。

これどうやってるの?!というと、結構単純な仕組みで、泡発生器を使い、後はサーボモータをチューブ毎に設置してフタの開閉で泡を制御している。

申し訳なさそうに仕組みを説明する開発者の姿が印象的だった笑

でも確かに仕組みは単純だけど、アイデアはすごい良いと思いました。

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影は何色?

光を使った電子工作。光三原色の足し算引き算を利用し、光のあたる角度を工夫して色のついたような影を作り出している。

最近、結婚式とかに良く使われているとのこと。確かにきれいで素敵です。

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レトロギター

レトロなキーボードをギターにしたという、こういう電子工作フェアではすごいウケそうな工作。

キーボード一つ一つにレトロな電子音が割り当てられており、懐かしい気持ちになれる。

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雨で奏でる楽器

個人的に、今日見た中でかなりヒットした。

写真のように、窓にガジェットを設置しておくと雨がそこに垂れた時にメロディが流れるというもの。

雨は電気を通すという仕組みを利用したアイデア。

ガジェットは電極が2枚離して設置されており、その間に雨が通ると道通して音が鳴る。
雨の日が楽しくなりそう。いいね。

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Oculusハック

話題のウェアラブルガジェット、Oculus。ここではテレビ会議システムに利用してました。

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vinclu

出ました!vinclu。7月のMashup Campでハードウェア部門優勝作品。おじさんも興味津々です。
映像もできていて、パワーアップしてました。

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飛び出す文字

これはかなり子供ウケしてた。

カメラに文字を写すと、その文字を認識して画像をモニター上に出力するというもの。
ここではうさぎとかワニとか、子供向けに動物が複数用意されていました。

認識精度もかなりのもので、将来的に新しい子供用の教育ソフトとかで使えそうな気がした。

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賢い扇風機

これはただの扇風機ではない。技術の結晶である。

大人数のオフィスとかで使われることを想定。
人によって暑さの感じ方は違うので、人に応じて風の強さを変えようというもの。

どうやって変えるかというと、写真の「☓」と書かれたパネルを使う。

扇風機にはカメラが内蔵されており、そのパネルが写ったところは風を止める。
このパネルはボリュームが調整できるものもあり、そっちでは風の強さを調整できる。

そして更には、その動きを記憶しておき、次からはパネルなしでその通りに風を調整してくれるというスグレモノ。

更に極めつけは、この扇風機はなんと3Dプリンタで作られたものです笑 まさに技術の結晶。

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マリオでプロジェクション

流行りのプロジェクションマッピングをマリオに使ったもの。
ブロックはレゴでできており、自由にカスタマイズできる所がポイント。

子供が大はしゃぎでした。

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Fukushima Wheel

これも気になってた、Japan Niteで入賞して見事アメリカ行きを勝ち取った作品。
今週の発表に向けて、ちょうど社長がフライトしているとのこと。

レンタサイクルでの利用を想定している。
空気の汚染度をセンサで取得し、それをWeb上に送信することでその土地の汚染度をモニターできるようになる。

そして、レンタサイクルの料金は車輪に取り付けられた光の広告料で賄うため、利用料はタダになるという仕組み。

ビジネス的にも考えつくされていていいね。

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やっと終わった

3時間くらい回っただけで、これだけ面白いものを見つけられた。
恐るべし、Maker Faire。来年も絶対行こう。

最後に、刺激を受けて下記2冊のMake本を買ってしまった。自分もkinect使って何かしたいな。