リーフと過ごす1泊2日の旅に出て分かった電気自動車のメリットと課題

リーフ旅

こんにちは、ボーノです。

現在、日産自動車ではモニターキャンペーンとして、1泊2日でリーフを借りる事ができます。

先日、利用してみたのでその時の体験記を記録しておきます。

想定読者

  • ガソリン車に飽きてきて、電気自動車に乗ってみたい!という方
  • 最新のテクノロジーに触れてみたい方
  • リーフモニターキャンペーン

    現在、日産自動車は1泊2日でリーフを貸し出すキャンペーンをしています。

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    外部リンク日産リーフ 一泊二日試乗 実施中!

    日産レンタカーなどでリーフをレンタルしようとすると、同じ期間で3万円ほどするのでめちゃくちゃオトクです!

    ぜひこの機会に利用してみましょう。

    なお注意として、事前にディーラーに連絡し、免許証の提示をしに直接店舗に行く必要があります

    今回の目的

    今回、借りようと思ったきっかけは下記2つです。

    目的

    • 電気自動車の課題を肌で感じたかったため
    • 嫁に電気自動車のスゴさを知ってもらいたかったため

    自分は、電気自動車の開発現場にいるにも関わらず、数回ほど、しかも短距離で運転した事があるだけでした。

    ちゃんと長距離で運転して、どんな課題があるのか?を肌で感じたかったのが一番の理由です。

    また、嫁にいくら電気自動車の良さを話しても分かってもらえなかったため、実際に体感してもらって、そのスゴさを知ってもらおうと思ったのも1つの理由です。

    目的地

    今回、目的地としては長野の最北部、野沢温泉村にしました。

    理由は特にありませんが、自分がお世話になっていた民宿があるので、久しぶりに顔を出そう、と思っただけです。

    自分は横浜市に住んでいるので、その距離およそ270kmです。

    行き帰り共に、関越道のルートを使用しました。

    横浜市 神奈川県 から 長野県野沢温泉村 Google マップ

    道中の記録

    ハンドル部のパネルです。
    高速道路では、前の車との距離を保ちながら、一定速度でレーンを走るプロパイロットという機能を多用しました。

    リーフ1泊2日

    プロパイロット中の表示です。
    リーフ1泊2日

    プロパイロット中は、レーンも自動でキープするアシスト機能がありますが、一定時間ハンドルを握らないとご覧のように警告がなります
    あくまで「アシスト機能」であり、完全自動というわけではないようです。
    リーフ1泊2日

    ドライブモードを切り替える操作部。
    E-PedalのON/OFFもここで切り替えられます。

    リーフ1泊2日

    「高速充電ナビ」というアプリで、高速道路の高速充電器の空き状況を確認。

    リーフ旅

    初の高速充電です。
    慣れないながらも、無事充電する事ができました。
    リーフ1泊2日

    メリット

    今回の道中で感じた、メリットについて挙げておきます。

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    運転の楽しさ

    まずはなんと言っても、運転の楽しさが挙げられます。

    特に加速の良さは一級品で、高速での追い越しや、合流地点、登り坂などはガソリン車との違いが歴然で、めちゃくちゃ楽しかったです。

    運転を楽しい!と思えたのは一番最初に運転していた、ミッション車以来です。

    車内の静かさ

    これもとても大きなポイントです。

    今まで、ガソリン車では高速道路に乗ると走行時の騒音がうるさく、後部座席にいる妻と子供とまともに会話ができませんでした。

    それが、今回のリーフでは車内がかなり静かで、会話も普通に楽しむ事ができました

    長距離運転が楽

    今回、だいたい片道で6時間の運転となりました。

    長距離運転をすると、プロパイロットの威力が発揮されます。

    特に、渋滞時はめちゃくちゃ楽で、ペダルを全く踏む事なく、前の車を追従してくれるため格段に疲れは少なかったです。

    帰りに、今までで一番ひどいくらいの首都高での渋滞(5kmを1時間半くらい)にハマりましたが、これのおかげで乗り切れたと思っています。

    今乗っているガソリン車だったらどうなっていたか、、。

    課題

    メリットがたくさんある一方で、やはりまだ課題もあります。

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    充電スポット不足

    やはり、充電スポットが増えてきているとはいえ、まだまだ不足している感は否めなかったです。

    今回のリーフはフル充電で、表示上は260kmくらいでした。

    これに、冷房をつけたりライトをつけたりすると少しだけ減りますが、片道270kmの距離だったので、理論上は途中で1回充電できれば十分のはずでした。
    (例えば冷房をつけると20km分くらい減りました。)

    しかし、やはり充電スポットがちゃんと見つかるか不安があり、結局行く先々で充電をこまめに繰り返し、片道で4〜5回は充電しました。

    ご飯食べながら充電できるので、実質タイムロスはゼロ?という考え方もありますが、心境としてはそうではなく、充電スポットの場所に合わせて旅のプランを作っていった、という感じでした。

    特に、野沢温泉村のようなローカルの地域になってくると、急速充電器の数はかなり少なく、充電するために高速に戻るか?といったような状況でした。

    充電時のユーザビリティが低い

    トータルで10回ほど充電をしたのですが、総じて充電時のユーザビリティが低かったです。

    操作パネルでボタンを選んでも効きが悪かったり、充電ガンがなかなかリーフに刺さらなかったり、操作手順が不親切で分からなかったり、、。

    この辺は、まだまだ改善の余地があると思いました。

    さいごに

    以上、今回はリーフ1泊2日で体験した事で分かった、メリットと課題について書いてきました。

    まだ乗った事がない皆さんでも、少しはイメージして頂けたでしょうか?

    まだまだ普及をするのは先の話になると思いますが、最新のテクノロジーを体感するのはいい刺激になると思います。

    課題はまだまだありますが、やはり一番味わってほしいのはその楽しさです。
    次の休日は、気分転換に電気自動車で遠出してみてはいかがでしょうか?