こんにちは、ボーノです。
自分は本業はエンジニアなのですが、転職してからと言うもの最近海外の人と仕事をする事が多く、英語を使う機会が増えてきました。
ただ、自分はそれまでは英語を使う機会ゼロだったのですが、過去に独学で勉強してきたおかげで比較的早く順応できたと思っています。
参考までに、今の状況としては、ほぼ毎日英語のミーティング(半年間)をやり、会議のファシリテートや技術的な議論を行っています。
今回は自分の経験を元に、英語力ゼロの人が英語を使う環境に転職する場合におすすめの勉強法を紹介していきます。
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YouTube動画も作ってみたので、こちらも見てみてください。
英語力ゼロのエンジニアが英語を使う環境に転職する場合の勉強法
それでは詳細について説明していきます。
結論:瞬間英作文とDUOだけでOK
まず初めに言ってしまうと、勉強するのは「瞬間英作文」と「DUO」の2種類の本だけで良いです。
なお、瞬間英作文のシリーズはたくさん出てるのですが、自分はその中でも「どんどん話す」と「スラスラ話す」の2冊をオススメします。
という事で、下記3冊を勉強すれば良いというのが私の結論です。
それぞれAmazonや楽天で買えるので良かったらこちらからどうぞ。
またDUOは超メジャーな本なので大抵どんな書店でも置いてます。
瞬間英作文の本は、、そこまでメジャーではなく自分の経験上は1/2くらいの確率ですね。
理由
それでは上記の結論に至った理由について説明していきます。
観点としては、会話の構成要素を考えた時の観点と、自分の経験上の観点です。
会話の構成要素
そもそも会話の構成要素は何からできているのでしょうか?
我々は、具体的に何ができれば「会話できる」と言えるのでしょうか?
私は、会話とは、「インプット→思考→アウトプット」をお互いに繰り返す事であると見ています。
つまりは、相手の話を聞いて何を言っているかを認識し(インプット)、自分が言う事を考え(思考)、発音して相手に伝える(アウトプット)という流れになります。
この時、それぞれ必要な能力は下記であると考えています。
- 相手の話を聞いて何を言っているかを認識する:単語力
- 自分が言う事を考える:単語力、文法力
- 発音して相手に伝える:発音
そして、この単語力を鍛えるのがDUOであり、文法力を鍛えるのが瞬間英作文になるんです。
「発音は鍛えなくていいの?」
という声もあるかと思いますが、もちろん鍛えるに越した事はありません。
ただ、自分や周りを見ても多くの日本人が話すようなカタカタ英語でも十分に通じているので、これに関しては優先度は下げていいと思っています。
自分の経験
もう一つの理由は、自分の経験から、これらの本が最も効果があったからです。
自分は今まで、延べ30〜40冊程度の英語の教材を購入してきました。
英会話、英単語、英文法、英作文、、などなど本当に多岐に渡ります。
自分の性格上、本はかなり吟味してから買うのでハズレはなかったと自負していますが、仕事で英語を使う中で「あ、あの本の内容役に立ってるな」と思う瞬間が最も多かったのが上記で挙げた3冊の本です。
具体的な効果としては、これらの本を行う事で下記に対して抜群に効果があったと実感しています。
- 相手の言っている難しい単語も分かるようになった(DUO)
- 瞬間的に英語の語順が頭に浮かび、応答が早くなった(瞬間英作文)
- 英語の言い回しのバリエーションが増え、会話が楽しくなった(DUO、瞬間英作文共に)
反論に対する考え
こうやって言うと、「自分もやったけどそんなに効果なかったよ」って言う声も出てくるかと思います。
そう言う方達には、「一体どれくらいの時間その本を勉強しましたか?」と聞きたいです。
自分は、瞬間英作文は1日7時間を1ヶ月半毎日続けました。
1ページ1分以内に言えるように、ひたすら繰り返しました。
1ページできたら、今度はそれを複数ページまとめて同じ事を行い、そして最後には1冊丸々行って合計時間を測定して時間以内に収まるように繰り返しました。
ひたすら繰り返しです。
ここまで自分を追い込むと、嫌でも頭の中が英語脳になります。
また、DUOに関しては学生時代にやっていたので覚えていませんが、1センテンスについて50回以上は繰り返しノートに書いていたと思います。
加えて、付属しているCDも聞いていました。
そして今は、1日片道1時間の車の中で、Quizletというアプリを使ってDUOの単語帳をひたすら繰り返しています。
日本語が最初に流れ、しばらくして英語が流れるという順番なので、日本語を聞いて次に英語が流れる前に自分で英語をしゃべるという特訓です。
これを、毎日車の中で繰り返しています。
もう半年以上は続けており、それでもなお覚え辛いセンテンスはありますが(「ジェニファーに騙された!彼女を信じないくらいの分別があっても良かったのに」なんてのは本当に覚え辛いです)、確実に効果は出てると実感しています。
実際の仕事の中でも、「あ、DUOのあのセンテンス使えそうだな」と思って使う機会もかなり増えました。
皆さんも、これくらいやり込めば確実に効果はあるので、是非やり込んでみてください。
これらの具体的な勉強法についてはまた別の記事で書ければと思っています。
継続する上でのワンポイントアドバイス
最後に、英会話を継続して学習する上でのワンポイントアドバイスです。
恥を捨てる
とにかく恥は捨てましょう。
日本人は英語が話せなくて当たり前です。
だって、そんな教育を受けてこなかったんですから。
自分だけクロールができないなら恥ずかしいのはわかりますが、クラス全員ができなかったらどうですか?
それはもう、教え方が悪いとしか思えません。
そしてそれが、日本人全員ができなかったとしたら?
それはもう、教育の仕方、教育方針が間違っているとしか言いようがありません。
そして教育方針を決めてるのは誰か?そう、国なんです。
自分一人ができないのであれば自分が恥をかくのは分かりませんが、全員ができないとしたらそれは国が恥をかくべきなのです。
という事で、あなたは恥をかく必要はないので思う存分にトライしましょう。
ドラクエのレベルアップの感覚で
もう一つ、日本人が英会話ができない理由の一つが、「圧倒的に英語に触れる機会が少ない」事が挙げられると思います。
「いやいや、今まで何年間も勉強してきて、英語の文もいっぱい読んできたよ」という反論も聞こえてきそうですが、その合計の文章量ってどの程度かって考えた事はありますか?
一説によると、そのトータル量はたかだかネイティブの小学生低学年レベルの文章量でしかないそうです。
そんな量で言語をマスターできるはずありませんよね。
日本語を学びたい海外の人が、小学1,2年生の本を読んだだけでペラペラになるはずがありませんよね。
という事で、そもそも我々は英語に触れる量が少ないことも頭に入れておきましょう。
このような客観的な事実を頭に入れておくと、挫折する事も少なくなると思います。
ドラクエでいうとせいぜいレベル5くらいの状態なので、バラモスは倒せるはずはありません。
まとめ
今回は、英語力ゼロの人が英語を使う環境に転職する場合におすすめの勉強法を紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?