【電子工作ファン向け】Maker Faire 2015に行ってきたレポ

こんばんは、ボーノです。

今年も恒例のMaker Faireに行ってきたので気になったものをアップしておきます。

Maker Faire 2015

Makerムーブメントを体感できる電子工作者たちのお祭り。

「家族と楽しめる」とうたっているだけに、今年も家族で行こうかな?と思っていたのですが、去年連れて行ったら見事にその直後に体調不良に陥り(因果関係は不明)、その印象がまだ妻の中であったためあえなく私だけ行く事になりました。

年々規模が拡大していき、今年は300〜400ブース?まるで周りきれません。

Maker Faire Tokyo 2015 | Make: Japan

Maker Faire 2015

会場の様子

高まる期待。

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会場前はこの行列!

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この熱気!!

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気になったもの紹介

らくがきモンスターズ

自分で描いたキャラクターが画面上に現れ、操作をして相手と戦う事ができます。

UIはさながらスト2のよう。かなり完成度が高いです。

パンチをしたり掛け声によって技を繰り出したり、私もガンダムのようなキャラクターを描いて小学生と戦ったのですが、かなり白熱しました。

なお、手や足をどうやって認識しているかというと、イラストの出っ張っている部分を認識し、それらを手足と判別させているらしいです。

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pepper クエスト

pepperを2体使って、それぞれ主人公と魔王を演じてドラクエのようなRPGを演出しているようです。

この周辺にはこの他にもpepperくんが5体くらいいて、本当に未来の世界に来たような不思議な感覚に陥りました。

ペッパークエスト

LittleBits

去年も出していましたけど、やはり変わらず人気があるブースです。子供が興味津々でしたね。

この写真は、フルーツやスプーンなどをコントロール代わりにして音を出せるようにしたものです。

LittleBits

あしたのものづくり研究会

富士通のサークル活動らしいです。

ものづくりに興味のある人たちが終業後にたまに集まって活動をしているとのことですが、その完成度の高さと発想に驚かされました。

なかでも、書類をクリップするとそれをタスクとしてスマホ上で管理できる「TASCLIP」や手元の砂時計的ガジェットで空間の色や音楽を変更できる「ONOF」はおもしろかったです。

ハード屋さんが少ないはずなのに、ここまで「モノ」を作れるのはすごいですね。

あしたのものづくり研究会

ソレコン

ソレノイドメーカーが主催している、世にも珍しいソレノイドコンテスト。

今回で3回目を迎えるようで、募集していました。

下記写真は前回の優秀作品らしいです。

変なコンテストだなと思っていたら、審査委員長は明和電機社長!社長は色んなところで見かけますね。

ソレコン

FES WATCH

ご存知FES WATCH!生で初めて見ました。

これ、画面越しでは全然普通の時計との違いが分からなかったけど、実部を見るとその質感がかなり独特ですね。

本当に紙みたい。

時計右側のボタンを押すたびに柄が変わるのですが、その変わり方も一瞬で切り替わるわけではなく、少しずつ砂が一粒ずつ消えていくように遷移します。

そして軽いです。

FES WATCH

最後に

今回紹介できたのは、ほんっと〜に全体の一部です。

今年は去年までに多かった3Dプリンタのデモは少なく、ロボットやIOT関係が増えた印象です。

あと、印象深かったのは行く先々のブースで「無線の混線」により展示に支障があった事。これも、IOT等であらゆる物が無線でつながっている事の象徴なのかもしれません。来年は何らかの対応が運営側に求められるかもですね。

来年はイクメンプロジェクトとして何か出したい!