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0:18 入門キットの中身紹介
0:56 ガジェット①自称世界最小のジョイスティック楽器
1:49 ガジェット②歩きスマホ防止ガジェット
2:18 ガジェット③「マラカス」の達人
3:02 ワンポイントアドバイス
3:38 まとめ
電子位工作入門キットだけでガジェット作ってみた
今回はそんな方のために、入門キットだけでできるガジェットをいくつか作製したので紹介したいと思います。
この記事を読めばどんな事ができるかイメージが湧くと思うので、ぜひ最後までご覧下さい。
ここでは以下3つのガジェットを紹介します。
①自称世界最小のジョイスティック楽器
②歩きスマホ防止ガジェット
③「マラカス」の達人
※動画撮影の都合上、ガジェット②と③では入門キットに付属されているマイコンボードではなくArduino Unoを使用していますが、同じプログラムで同じように動作するのでここでは気にしないで下さい。
入門キットの中身紹介
まずはガジェット紹介の前に、今回使った入門キットの中身について簡単に紹介しておきます。
4,000円程でマイコンボード・センサ・ケーブルなど、電子工作に必要なものが全て付いてくるセットになっています。
ガジェットに使えそうな部品をカテゴリごとにまとめると以下の画像のようになっており、個人的な感想としてはかなりバランス良く入っている印象でした。
今回は試しにこれらを使って、プロトタイプを作ってみました。
ガジェット①自称世界最小のジョイスティック楽器
まず1つ目のガジェットは、ジョイスティックで作る自称世界最小の楽器です。
以下の画像のようにジョイスティックをぐりぐり回すと、場所に応じてドレミファソラシドの音が出るようになっています。
ガジェット②歩きスマホ防止ガジェット
続いて2つ目のガジェットは、歩きスマホを防止してくれるスマホグッズです。
デモをやってみます。
このガジェットをスマホに装着してスマホに顔を近づけると、スマホに集中しすぎていると判断して、以下の画像のように輪ゴムが飛んで来ます。
部品としては入力に「超音波センサ」出力に「サーボモータ」を使用しており、あとは手元にあった「タミヤの組み立てセット」に取り付けてスマホケースっぽくしています。
ガジェット③「マラカス」の達人
最後に紹介するガジェットは、太鼓の達人ならぬ「マラカスの達人」です。
右からやってくる「ドン」のマークに合わせてマラカスを振ると、タイミングが良ければGood、悪ければBadが表示されます。
使用しているのは以下の画像にある、傾いた事を検知する「ボールスイッチ」、液晶ディスプレイとブザーです。
もっと解像度の高いディスプレイや精度の高いセンサを使用したり、見た目を頑張ればもうちょっと本物っぽくなってくると思います。
ワンポイントアドバイス
なお最後に一言だけワンポイントアドバイスがあります。
ここでもいくつか紹介したように、電子工作というのは基本的に、センサ等で「何らかの情報を検知」→「計算」→「動作・表示・音等に出力する」という流れからできています。
これに加え、重要になってくるのがあなたの「アイデア」です。
アイデア次第で、使用する電子部品が同じでも、使う用途や場所等が変わると全然違ったガジェットになります。
ここがまさに電子工作の面白いポイントなので、メモ帳を開いて色々と頭をひねってみて下さい。
慣れないうちは大喜利みたいにして、入力と出力用の部品をランダムで選び、それから何ができるかを考えてみるのも面白いと思います。
まとめ
今回は「電子工作の入門キットを購入したはいいけど、何をして良いか分からない」という方のために、入門キットだけでできるガジェットをいくつか紹介してきました。
今回使ったキット以外にも種類は無数にありますが、基本的な形は「入力」「計算」「出力」であり、用途や場所を変えるとアイデア次第でオリジナルガジェットになるという事だけ頭に入れておいて下さい。