今回始めて、PHPカンファレンスに参加してきた。
PHPカンファレンス2013
最近あまりPHPを触れていなかったが、私のWebサービス作成にあたっての根源となった言語なので、時間も空いていたし行ってみることに。
大まかな流れ
会場は京急蒲田駅前で、10:00-17:00までの日程。 今回は(恐らく)初めて、WordPressの大規模イベントWordCampとの共同開催ということで、非常に活気に満ちていた。
会場がメインステージ含めて全部で8つ程あり、そこにPHPカンファレンスとWordCampが半分ずつくらいに分けて1くくり30分〜1時間程度のセッションを開催するというもの。
結構時間に厳格で、最後に質問コーナーも設けられていたけど、大抵の場合は時間切れで飛ばされていた。
セッション内容としては、MySQLの技術的な話からWebAPIとはどういうものかといった初心者向けのものまで多岐に渡っていた。 幅広く知識を得られるという意味では有意義だったけど、ほとんど知ってる話が多いセッションもあったりして、少し期待外れな場合もあったからセッション対象をある程度記載しといてもらえると、そういったミスマッチも防げてもっと良くなるかなあと。
印象に残ったもの紹介
MetaデータのSEOへの影響
これ知らなかったんだけど、ヘッダに記述するMetaキーワード、MetaディスクリプションがGoogleランキングに直接関係する事はないとのこと。 Googleが名言していたらしい。 ただセッション中の説明では、これらはスニペットに表示されることもあり、そこでユーザの目を引くことになってユーザ数とかにも影響するため、やはりより多くのユーザを獲得したいのであれば、無視はできないということ。そりゃそうか。
また、同様に最近良く検索すると人の写真が出てくる場合もあるけど。あれも写真ありなしはランキングには影響しない。 あくまでユーザの信頼性を上げる為に使われる。
MySQLはアホな子
今迄WebサービスといえばPHP + MySQLという典型的な言語を扱っていた自分にとっては、他のデータベースの事は全く分からない。 ただ、どうやらMySQLは他のSQL言語より使い勝手が悪いようだ。
どう悪いかは、あまり良く分からなかった。というより、他のセッションのマイクがうるさくてほとんど聞き取れなかった。う〜ん、残念。
Vagrant良いよ
途中から参加したら、既に関西弁の登壇者が熱くVagrantについて語っていた。 Vagrantの事を知らなかったのだが、開発環境構築ツールのようだ。
利点をまとめると
- プロジェクト毎に異なる環境にできる
- CIサーバでも使える
- いつでも構築できる安心感:秘伝のタレではなく、毎日作り替えできるタレを!というのが印象的だった
知らなかったAPI群
- ゼンリンの地図データAPI:APIが出ている事は知っていたが、渋滞情報とかその地域の人の混雑状況とかを知れるというのは知らなかった。例えば待ち合わせ場所を混雑してない場所から選ぶとか、色んな用途がありそう。
- WebPay:課金システム。これは知らなかった。クレジット決済機能が簡単に実装できるAPI。これはTwilioみたいにお金が絡むサービスでは絶対使いそうだ。要チェック。
- Drupal:CMSの一つ。ユーザ管理に強いとのこと。今度使ってみよう。
LTどんな感じ?
きたきたお気に入りの、ビールを飲みながらのLT大会!
PHPカンファレンス側5人、WordCamp側5人が交互にやり合うという、変わったスタイル。 更には、時間制限(3分)が来ると謎の覆面プロレスラーがドラを鳴らすという笑
印象的だったのは、PHP側のレガシーズというグループを組んでいるという方。 レガシーコードと戦っているとのこと。 そして今回やり玉に挙げられたのは、そうWordPress。廃止が決まっているmysql_connectのエラーを強制的に消去していたり、グローバル変数が1000個もあったり、言いたい放題だった笑 後が怖い。。
後はCodeIgniterのライセンス問題は問題なし!だという判決。
WordCamp側では、
成功したら僕のおかげ失敗したらみんなのせい
という実行委員長のお言葉笑
なかなか有意義だった
途中参加からで聞きたいセッションを全て聞けたわけではないけど、また来年も来よう。 その時はもう少しサーバー側の知識をアップさせていたいかな。